福岡県で就職が決まった、ベトナム出身のエンジニア、ダイさんの来日初日の様子をまとめました。初めて外国人エンジニア採用を検討される企業様が、受入れ当日の流れと準備物を具体的にイメージできる内容です。なお支援は2020年に行ったものです。
この記事で分かること
-来日初日にやるべき受入れタスク(空港合流、寮案内、買い出し、住民登録)
-企業側の準備で差が出るポイント(寮設備、生活導線、役所手続)
-入社後の日本語支援と、定着までのフォローの進め方
目次
1.ダイさん(機械加工エンジニア)プロフィール
就職先:製缶プラント製造企業(福岡県)
業務内容:プラントなどの製缶業務
経験:インテリア用品の製作設計、バイクのメンテナンス・修理
志望動機:日本製品が好きで、日本での就職を希望
スキル:機械加工、品質管理
日本語:初級レベル(N5~N4 相当)
2.来日初日の受入れ手順
AM7:30 空港到着〜合流
ベトナムにいるkedomoスタッフと通訳のコアさんに見送られてベトナムを午前1時に出発。ダイさんの奥様は二人目のお子様を妊娠中でお見送りに来ることはできませんでしたが、常に連絡をとられていました。
日本到着後、在留カード発行を終え、出迎えのkedomoスタッフと合流しました。来日初日は移動と手続が続くため、合流地点と連絡手段を事前に決めておくと当日の混乱が減ります。
来日された時期は寒さがありましたが、事前に日本の気候を伝えていたため、防寒は問題ありませんでした。

AM11:00 会社への挨拶と寮の案内
空港から会社までダイさんを車でお連れして、これからお世話になる職場の方にご挨拶。少し緊張しておられましたが、ベトナムまで面接に来てくださった社長様が待合室に入ってこられると、大きな声でしっかりと挨拶されていました。
そのあとは会社横の寮へご案内いただき新生活の準備です。荷ほどきすると、ベトナムのコーヒーをバッグから取り出し、社長様と総務の方、そして私たちにプレゼントしてくださいました。 このタイミングで、寝具、調理、洗濯など最低限の生活ができるように支援します。

PM12:30 昼食
お昼はダイさんが行きたいと言われていた回転寿司へ。ベトナムには生魚を食べる習慣があまりないため、慣れない手つきでお寿司を一口。「おいしいですか?」と聞くと「おいしいです。」とおっしゃっていました。福岡はお魚がおいしいので、これからいろいろな魚を食べてくださいと伝えました。食文化の違いはありますが、来日直後に無理のない範囲で日本の生活に慣れていけるように支援します。

PM1:40 生活必需品の買い出し
回転寿司のスシローの隣に日用品スーパーのトライアルがあることを調べていたので、昼食を終え直行。キッチン用品や寝具、食材など必要なものを一通り買い揃えました。来日直後は店内表示が漢字中心で迷いやすいため、最初の買い出しは同行して必要物を短時間で揃えると安心です。
PM3:30 町役場での住民登録
住民登録のため町役場へ。会社のサインや印鑑が必要になるケースがあり、当日の手戻りが起きやすいポイントです。結果としてその日のうちに登録でき、マイナンバーも案内を受けました。
企業側は、必要書類や押印の有無を事前確認しておくと、初日の負担を減らせます。

PM5:00 同僚とのご対面
寮に戻ると、同じ会社で働くベトナム人の同僚と偶然遭遇し、夕食に誘ってくださいました。母語で相談できる同僚がいる環境は、来日直後の不安を下げ、定着面でもプラスに働きやすい要素です。

3.日本語力と入社後の生活への順応
ダイさんは、簡単な日本語をゆっくり話すと通じるレベルでした。生活と仕事に早く慣れるため、最初の1か月は週2回の日本語オンラインレッスンを実施しています。
仕事後の学習は負担もありますが、会話力の底上げは、現場コミュニケーションと定着の両方に直結します。kedomoでも連絡を取り合い、継続サポートを行います。
2年後には家族を呼んで日本で一緒に暮らすという目標を叶えてほしいです。kedomoでもダイさんと連絡を取り合ってサポートを継続していきたいと思っています。

4.外国人エンジニアの採用はkedomoへ
「外国人採用に興味はあるがどう準備したらいいか分からない」「言葉はどれくらい通じるのか」など、初めての外国人採用では、いろいろと事前に知っておきたい情報があります。kedomoでは実際の事例にもとづいて、準備と受入れの進め方を整理して案内します。
また、エンジニア採用では、操作できる設備やソフトウェアなどスキル確認が重要です。選考までに細かなやり取りが必要になり、企業様の負担が増えることがあります。そのためkedomoでは、大学での履修内容や制作実績、実務経験などを通訳を入れて聞き取り、入社までのコミュニケーションを整理し、採用にかかる工数を減らせるよう支援しています。
さらに、既に外国人材を雇用されている企業様から、特定技能ビザ人材の採用や、採用相談も受け付けています。人手不足業界を助ける「介護」「養殖業」「造船」「製造」「外食」「宿泊」などの特定技能業種の採用も登録支援機関として力を入れて支援しています。外国人採用をご検討の際は気軽に声をお掛けください。







