「特定技能の紹介料は、いくらかかるんですか」。kedomoへのお問い合わせで、採用担当者様からよく尋ねられる質問の一つです。相場を知らないまま見積もりを取ると、高いのか安いのか判断できません。このコラムでは、特定技能の紹介手数料の相場をデータで整理しました。
この記事でわかること
- 紹介料が必要な場合と不要な場合
- 特定技能の紹介料の相場
- 早期退職時の返金規定と支払いタイミング
執筆:株式会社kedomo(登録支援機関・外国人材紹介)
目次
1.紹介料が必要な場合と不要な場合
特定技能の採用にかかる費用の中でも、紹介料は「人材募集を人材紹介会社に依頼するかどうか」で発生の有無が変わります。
紹介料が発生する場合
- 人材紹介会社や登録支援機関に候補者の募集を依頼する
- 海外在住の候補者を紹介会社経由で採用する
紹介料が発生しない場合
- 雇用中のアルバイト留学生を特定技能へ資格変更
- 雇用中の技能実習生を特定技能1号へ移行
- 知り合いの紹介など、自社で候補者を見つけた
- ハローワーク・SNS・自社採用ページで直接採用
紹介料が発生しない場合は、採用に必要な費用はビザ申請費・支援費・渡航費などが中心になります。これらの費用は特定技能を採用するうえで避けられないため、別コラム特定技能外国人の採用費用は?初期費用・支援料の相場と比較で総額を確認してください。
本コラムは、人材紹介会社を利用する前提で紹介料の相場を詳しく解説します。
2.特定技能の紹介手数料の相場
特定技能の紹介手数料の業界相場(業界各社の調査・公開料金からの推計値)は1名あたり20〜80万円です。kedomoの定額制(20〜40万円)は、この業界相場の下限〜中位に設定しています。
定額制が主流
特定技能の紹介会社は、固定料金(定額制)を採用するところが多いのが実態です。日本人採用や技人国(技術・人文知識・国際業務)の採用では「想定年収の30%」という料率型が主流ですが、特定技能では「1名あたり◯万円」という定額方式が一般的です。
料金の幅
業界相場は20〜80万円と幅広く、紹介会社によって大きな差があります。採用難易度の高い職種(運送ドライバー、訪問介護など)や、海外現地からの採用が中心となる会社では高めに設定される傾向があります。
紹介料だけで比較すると落とし穴になることも
紹介料は採用コスト全体の一部でしかありません。紹介料が安く見えても、月額支援料や初期費用(事前ガイダンス・生活オリエンテーションなど)で取り返す料金設計の会社もあるため、総額で比較することをおすすめします。総コストの考え方は本コラム第3章で解説します。
なお、登録支援機関としての支援業務全体の内容・料金については、登録支援機関業務のご紹介ページもご覧ください。
具体例として、kedomoでは特定技能の紹介料を定額制(海外在住の未経験者で20万円〜、経験者や日本在住者で30〜40万円)で設定しています。職種や採用難易度によって金額が変動するため、個別の見積もり依頼は特定技能の人材紹介サービスからお問い合わせください。
3.紹介会社を選ぶときの確認ポイント
特定技能の紹介会社は数が多く、料金体系も各社で異なります。見積もりを取る際には以下のポイントを確認してください。
紹介料だけで比較しない(総コストで判断する)
紹介料が安い会社でも、月々の支援費や初期費用(事前ガイダンス・生活オリエンテーションなど)が高く設定されていて、5年間のトータルで見ると割高になるケースがあります。特定技能1号の在留期間は最長5年で、その間ずっと月額支援料が発生するため、月1万円の差でも5年間で60万円の違いになります。
見積もりを比較するときは、紹介料+月額支援料×想定在留月数+初期費用を合算して総額で比べてください。紹介料の安さで選んだ結果、支援費で取り返される料金設計になっていないか、必ず確認しましょう。
kedomoの料金設計は、この点に配慮したものです。紹介料は外国人の所在地(日本/海外)と経験の有無によって柔軟に設定し、無理な上乗せをしていません。月額支援料は業界平均より抑えた水準です。紹介料・支援料のどちらか一方を安く見せて、もう一方で取り返す料金設計にはしていません。詳細は、特定技能外国人の採用費用は?初期費用・支援料の相場と比較をご覧ください。
料金の明瞭性
- 紹介料が定額か変動か、年収比例の場合は何%か
- 紹介料に含まれる範囲(翻訳・通訳・面接セッティングなど)
- 紹介のみのプランと支援込みのプランで金額差があるか
返金規定の有無
- 早期退職時に紹介料の一部が返金されるか
- 返金期間・返金率の具体的な条件
- 自己都合退職と会社都合退職で扱いが違うか
支援業務の選択肢
- 紹介のみで支援を別社に委託できるか
- 自社支援の場合、紹介手数料はいくらか
業種・国籍の実績
- 自社の業種での採用実績があるか
- 希望する国の人材紹介に対応できるか
特定技能外国人の採用は、紹介料の安さだけで選ぶと入社後の支援でトラブルになる可能性があります。返金規定と支援体制を含めて総合的に比較してください。
4.まとめ
- 紹介料は人材紹介を依頼するときにかかり、自社採用では発生しない
- 業界相場は1名20〜80万円で、特定技能では定額制が主流。kedomoは20〜40万円の定額制
- kedomoは20〜30万円(日本在住・経験者のみ40万)の定額制で、月額支援料は業界平均より抑えた水準
kedomoでは特定技能人材のご紹介・登録支援機関業務をどちらも行っています。紹介料や総コストの見積もりは、条件をお聞きしたうえで具体的にお伝えできます。お気軽にお問い合わせフォームよりご相談ください。
5.よくある質問
Q.特定技能の紹介手数料とは何ですか?
人材紹介会社を通じて特定技能外国人を採用するときに、紹介会社へ支払う手数料です。特定技能では定額制を採用する会社が多く見られます。
Q.紹介料が発生しないのはどんな場合ですか?
自社のアルバイト留学生を特定技能に変更する場合、技能実習生を特定技能1号へ移行する場合、自社で候補者を見つけた場合は紹介料が発生しません。
Q.紹介料の支払いタイミングは?
kedomoは入社後の一括請求です。採用決定の段階では請求せず、事前ガイダンスなど個別業務の費用は実施時に請求します。
Q.紹介した人材が早期退職したら返金されますか?
kedomoでは6か月以内の自己都合退職に段階的な返金規定を設けています。会社によって返金の有無・条件が異なるため、契約前に確認してください。
Q.特定技能の採用にかかる費用の総額を知りたい
紹介料のほかに、ビザ申請費・月額支援料・渡航費などがかかります。総額は特定技能外国人の採用費用は?初期費用・支援料の相場と比較をご覧ください。





