ミャンマー出身のSさんは日系IT企業のミャンマー支店でITエンジニアとして経験を積まれ、日本支店へ転勤。日本では主にSAP業務の担当でした。その会社で別のプロジェクトを担当することもありましたが、SAPへの興味が強く、その道のスペシャリストを目指すため転職を希望されました。
※SAPとは?
SAPは、SAP社が提供するビジネスプロセス管理ソフトウェアです。SAPは世界的な基幹業務システムとして多くの企業で利用されています。
目次
1.転職相談から入社まで
Sさんから相談を受けたのは2022年7月。その時はぴったりのお仕事がなく紹介ができませんでしたが、kedomoでSAP関連の求人企業を探し、3か月後に面接設定できました。その後、面接2回を経て内定をいただきました。ご本人はすぐにでも新しい会社で働きたい意向でしたが、現職のプロジェクトの関係で翌年の4月に無事入社されました。
転職相談から入社までのスケジュール
(2022年10月)企業web面接
↓
(2022年10月)内定
↓
(2023年1月)退職予定証明書をもらう
↓
(2023年1月)ビザの書類準備
↓
(2023年2月)入管に書類提出、転居準備
↓
(2023年3月)ビザの許可がおりる(申請から約40日後)
↓
(2023年3月)退職、転居
↓
(2023年4月)入社(退職後すぐに入社)
2.企業内転勤ビザから技人国ビザへの変更
多くの日本で働く外国人エンジニアは「技術・人文・国際業務」ビザを持っており、転職しても業務内容が同じであれば更新までは入管への報告で済むのですが、Sさんは外国の事業所から期間を定めて日本に来る方が持つ「企業内転勤」ビザであったので、在留資格の変更手続きが必要でした。
現職の先輩に同じように変更して転職した方がいらっしゃったので心配は特にありませんでしたが、退職後に手続きをしていては、申請期間中働くことができないため、退職の約2か月半前に「退職予定証明」を現職の企業様よりいただき、転職先企業様にビザ変更のための準備を始めました。
退職2か月前に入管へ書類の提出。その間に、新居探し、引越し準備、入社10日前に新居へのお引越し、転出届を行い、無事に入社に至りました。
3.外国人採用ならkedomo
Sさんが新しい職場で更なる日本語スキル、IT技術のレベルアップをしてご活躍されることを期待しています。kedomo一同、応援し続けます。頑張ってくださいね!
今回kedomoでは、企業様、求職者とのやり取り、入管書類作成支援、書類提出時の入管同行等のサポートをしました。スムーズな就業のお役に立てたことで、Sさんにはとても喜んでいただけました。kedomoには、このような専門的な技術を持った外国人エンジニアの方からも就職相談があります。「こんなスキルの人はいる?」「日本語レベルはどれくらい?」など求人企業様はぜひ気軽にお問合せください。