この度、政府は在留資格「特定技能」の対象分野に、自動車運送業、鉄道、林業、木材産業の4分野を新たに追加することを決定しました。これにより、外国人材の活用がさらに広がることが期待されます。
<参考:NHKニュース>
「特定技能」自動車運送業など4分野追加を閣議決定
※「特定技能」制度とは
特定技能制度は、一定の技術・経験を持つ外国人に最大5年間の在留資格を与えるものです。経験年数、語学力、技能水準などに応じて1号と2号の2つのタイプがあり、様々な分野で活躍することができます。試験に合格して2号になれば、期間の定めなく働けるので長期的な戦力として計算することが可能です。
目次
1.追加4分野の人手不足状況
自動車運送業
自動車運送業では、トラック運転手やタクシー運転手などの業務に外国人材を受け入れることができます。トラックドライバーやタクシー運転手は長年の人手不足が深刻な職種ですが、外国人労働者の活用によって人手不足解消が期待できます。また、外国人が日本の自動車免許を取得しやすくなるように外国語によるテスト導入が進められています。
鉄道分野
鉄道分野では、運転士や車掌などの業務に従事する外国人材の受け入れが可能となります。鉄道は安全性が最優先されるため、人材教育が重要な課題となります。
林業・木材産業
林業と木材産業も新たな対象分野に加わりました。これらの分野は特に地方部での人手不足が深刻で、外国人材の活用が期待されています。林業の伐採や運搬、木材産業の加工などの業務に従事してもらうことで、生産性の向上と地域経済の活性化が期待されます。
2.追加4分野での外国人採用可能時期
そして、最も気になるのは、いつから働いてもらえるのかという点です。現時点では明確な時期は明らかにされていませんが、特定技能試験の実施団体委託、試験作成などを考えるとすぐには難しく、準備に1年程度はかかるのではないでしょうか。
3.追加4分野の採用はkedomoで事前予約
制度が開始されたら、すぐ人材確保ができるようにkedomoでは事前予約を受け付けております。kedomoは登録支援機関でもあるので、入社前後の企業様のサポート、人材の生活支援も承っております。全国対応可能です。気軽にご相談ください。
<参考:kedomoの特定技能支援の様子>
https://career.kedomo.com/column_categories/welcome/