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介護職を目指すバンさん、イエンさんの仕事探しをサポート【特定技能】

2020/12/19

ビザ(在留資格) 外国人を採用するには 特定技能 介護 kedomoの就職サポート事例

今回は日本語学校へ通うベトナム留学生バンさん、イエンさんのご相談から面接までの様子をレポートします。

kedomoでは、特定技能ビザで介護職への就職を目指す外国人の方の仕事探しをお手伝いしています。介護職を目指す外国人の方、外国人採用を検討中の介護施設様どちらも気軽にご相談ください。登録支援機関として、採用前後のサポートも可能です。

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1.バンさん、イエンさんからのご相談

今回就職サポートしたバンさんはハノイ、イエンさんはホーチミン近郊の出身です。来日から1年半の間、日本語学校に通いながら山口県の介護施設でアルバイトされており、卒業後は新たな環境で介護の仕事にチャレンジしたいとkedomoに相談してこられました。お二人の将来の夢は、ベトナムで介護施設を開くことだそうです。

昨年までなら、在留資格(ビザ)の関係上、介護専門学校で介護福祉士の資格を取らないとフルタイムの職員として働くことができなかったのですが、今は新たなビザ「特定技能」ができたおかげで、技能試験と日本語試験をパスすれば、5年間は施設で勤務できます。さらに、その間に介護福祉士資格を取得すれば、期間の制限もなくなります。

お二人も、すでに特定技能「介護」の試験をパスされていて、日本語能力試験(JLPT)N4も受験済みです。施設さえ決まれば、卒業後にビザを留学から特定技能に切替えて働くことができます。

<参考>『特定技能「介護」の試験内容、受験場所、申込方法など

2.就職活動の準備(履歴書作成・面接練習・介護施設探し)

まずは作ってこられた履歴書をチェック。日本での本格的な就職活動は初めてなので、しっかり自分をアピールできるようにアルバイトで経験した介護の仕事や、どうして介護の仕事をしたいのかを掘り下げてご自身で書いてもらいました。

その後は、日本語力チェックを兼ねた面接練習です。型にはまって、彼らの良さが出なくなってはいけないので、あまり細かなことは指摘しません。本番に緊張せずのびのび受け答えできるようにすることが目的です。

介護施設探しはお二人の希望条件を聞いてからスタートします。kedomoに求人依頼があった介護施設様とマッチしない場合は、介護施設様のwebサイトで求人を確認して選考をお願いすることもあります。

今回はお二人の条件にぴったり合う福岡市の介護施設様をkedomoスタッフがwebサイトで見つけ、採用担当者様にお話を聞いていただきました。突然の連絡でしたが、ちょうど求人中で外国人採用にも積極的に取り組んでおられたので、快く採用選考を承諾していただけました。

3.いよいよ面接、そして施設見学

まず、山口市と福岡市をテレビ電話でつなぎ面談です。時々音声が途切れることもありましたが、それ以外はスムーズにやりとりでき、採用担当者様にも彼らの熱意が伝わっていたと感じました。そしてその結果、次のステップである施設見学と対面での面接をしていただけることになりました。

そして一週間後の施設見学当日、二人は朝早く起きて山口県から博多駅まで来てくれました。介護施設でアルバイトされていることもあり、感染症予防には万全の心がけでした。

kedomoスタッフとは、メッセージやzoomでのやり取りは頻繁にしていましたが、直接お会いするのは初めてです。一緒にランチをしながら山口県での生活やベトナムとの文化の違いなど、たくさん教えていただきました。

博多駅を移動

面接前に一緒にランチ

昼食後、私たちの車で施設に移動。一週間前にzoom面談をした採用担当者様と初めての対面しました。そこで施設のことや仕事内容をしっかり教えていただきました。はじめは少し緊張した様子でしたが、それもすぐにほぐれ、いくつも質問をして早くもやる気満々といった様子でした。

心配していた日本語もほとんどすべて理解されていて「あれはポータブルトイレですね!」「特殊浴槽は私の施設にもあります」など、私たちに馴染みがない専門的な用語も話されてました。

面談後はすぐに博多駅から新幹線で山口県へ。聞くと、バンさんは20:00からアルバイト先の介護施設で夜勤があるそうです。体力的に大丈夫かなと心配しましたが、次の日私たちへのお礼とともに、「とても元気です!」のメッセージ。若さがうらやましいです。合否はまだ分かりませんが、明るく元気な彼らが介護の現場で活躍してくれるのが楽しみです。

面談前は少し緊張

新幹線で山口へ

4.外国人採用をご検討中の介護施設様へ

特定技能ビザが新設され、国内の外国人留学生を採用することができるようになりました。また、国外での特定技能試験も始まっており、働く意欲の高い方々を直接海外から採用することもできます。

介護施設で外国人を採用するには、特定技能以外にも「技能実習」「EPA介護福祉士」という制度がありますので、採用をご検討の際にはコスト、教育、事務処理負担を事前に比較されることをお勧めします。

kedomoは、登録支援機関、職業紹介事業者として人材募集、紹介、採用後手続きまでしっかりサポートしています。外国人採用を検討中の介護施設様からの無料相談も受付けております。電話、またはお問合せフォームで気軽にお問合せください。

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この記事の監修者

  • Takahiro Nishimura

    役職:(株)kedomo 代表取締役
    資格等:中小企業診断士、職業紹介責任者、登録支援機関支援責任者
    経験:外国人求職者の就職支援、人手不足でお困りの企業様の採用支援に日々奔走しています。中小企業診断士としての経営支援経験を活かして、事業の成長につながる外国人採用をお手伝いします。滋賀県出身。

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